◆ZU、差し替え緊急企画◆            対談日 2006 02 04

今回、機動戦士ZガンダムU『恋人たち』公開記念特集を行う予定でしたが、スタッフ
の都合により、スケジュールの折り合いなどの不都合が続き、ZUの上映がすでに
終了してしまいました。
本当にすみませんm(__)mスタッフ一同。楽しみにしていただいていました方々には
おわびもうしあげます。

 というわけで、今回の穴埋め特集として、『これからのアニメ・ゲームなどなど事情
はどぉなる?』と『これからのガンダムはどうなるか?』をテーマに有吉とyuuの対談を
おおくりしたいと思います。♪

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みなさんこんばんわ〜。いかがおすごしでしょうか。ということで、寒中見舞い申し上
げます。m(_ _)m
今日は本来なら新宿ジョイシネマにいるはずなんですが、こちらも楽しいところ秋葉原
から富野有吉大先生と愉快な仲間達?(笑)の対談をしたいと思いまーすvV今日は
、萌え〜♪な一日になりそうですねo(^-^)o

yuu・・・「有吉先生、お久しぶりです☆ご機嫌はいかがでしょうか?」
有吉・・・「寒い!!どこかの店に入ろうぜ。」
yuu・・・「そぅですね(^^;)寒い。とりあえず12時まで時間あるね。」
有吉・・・「うん。」
yuu・・・「じゃぁ、あと30分とりあえず、ぶらぶらしようか。」

 しばらくして、カレー屋さんにて ▼

yuu・・・「ハヤシライスか・・・ちょっと選択を間違ったかな・・」
有吉・・・「いまから、始めるの?対談」
yuu・・・「あっ、そうですねー。はい。じゃぁ、有吉さんの方から・・・」
        (2人とも対談原稿を出しながら・・・)
有吉・・・「それにしても終わってたんじゃぁね〜」
yuu・・・「考えてみれば10月だったんだもんね〜ZUが公開された
                の・・・」

有吉・・・「まぁ、しょうがないよね〜こればっかりは」
yuu・・・「うん。ZVが3/4から公開らしいから。。でも、いつまでやって
                 たんだろう?」

有吉・・・「う〜ん・・・1月ぐらいじゃないの?」
yuu・・・「そうだよねー。やっぱり先月までぐらいだろうね・・・じゃぁ、
                 はじめようか。対談♪」

有吉・・・「じゃぁ、早速。ZUの不発について一言」
yuu・・・「しっかし。。なんで不発なんていうのかなー。みなさん。(^^;)
                 地球の重力にひかれっぱなしなんでしょうねー。まだ観て
                 いないですけど、私は富野さんを信じてますし、どこか捉え方
                 をまちがっているんだと想いますよー。『Z』3部作を全部見終
                 わったら、きっと感動しなおすと想います。」

有吉・・・「なるほど〜」
yuu・・・「だってさ〜、ZTの富野さんの仕事は間違いなかったでしょー」
有吉・・・「うん。たしかにね〜。そぅだよねー。じゃぁ、テレビ放映から20
                 年以上たっての新解釈する意味は、何だと思う?」

yuu・・・「うーん、もしかしたら富野さんは、試しているのかもしれない。
                 本質を分かってくれるのかどうかを。。。そして、もう1つは、
                 純粋に「ガンダムを見たいというのなら、本物はこういうのだよ
                 というメッセージ。想いをこめた新訳Z。
                 どちらにしろ、新しいガンダムをつくるなら最後の、脱線を正規
                 へ戻すチャンスを富野氏は、与えてくれているのかもしれませ
                 ね〜・・・」

有吉・・・「なるほど〜。。。では、ZVに求めることは?」
yuu・・・「そぅですね〜・・・原作富野氏による最後のガンダムとなるかも
                 しれないZVをしっかりと胸にやきつけるようなつもりで、挑み
                 たいと思います。みなさんの胸にもやきつけるような感動を
                 あの、アクシズを包んだ光のように、与えて欲しいですね。」



 場所を変えて、メイド喫茶。  ▼

yuu・・・「いやー、メイド喫茶雰囲気イイですね〜(^^ )」
有吉・・・「うむ。」
yuu・・・「ところで、有吉さんは、秋葉原は、どういう見方をしてますか?」
有吉・・・「イメージが、だいぶ変わったと思うよ。う〜ん、一言で言うと
                『観光地』だよね。昔からのイメージを持って来たら、驚くよねぇ。
                だって、今の秋葉原に『電車男』なんていないもん(笑)。」

yuu・・・「そぅそぅ!以前の秋葉原のスタイルの方がいいと思う。だって、
                 前なんて、歩行者天国で、ライブやら、いろいろしてたし、もっと
                 マニアックさがあった。」

有吉・・・「そぅそぅ。」
yuu・・・「じゃぁ、アキバのこの独自性の世界は、一時のブームであって、
                 いずれは終わる?」

有吉・・・「先に述べたけど、独自性は、終わってると思うよ。だって、今の雰
                囲気は、商業的・観光的で落ちつけないでしょう。(純粋な)『萌え』
                を求めるのは、無理でしょう。」

yuu・・・「たしかにそうだよね〜。。以前から秋葉原が好きな人達の根本的
                な『萌え』は、今の秋葉原では、50%しか得られないかも・・・
                これも、再開発と『電車男』のせいだねー。あと、このメイド喫茶と
                いう媒体。そう考えてくると、許せないところがあるね。。以前の
                居心地のよかった秋葉原を返せーーー!(爆)」

有吉・・・「語るねー(^^;)いや、そうだーー!(笑)」
yuu・・・「おっと・・・熱くなりすぎるとやばいか・・・コホンッ(おとなしく・・笑)
               こんな雰囲気の中、一方で考えなきゃならないのが、遊びの形体が
               変わってきて、音楽CDのセールスが下がる中、ゲームソフトの売れ
               いきも下がり、ゲーム業界も合併などで、生き残るのに必死の状況
               です。コンシューマ向けのゲーム業界は、どういうスタイルをとるべき
               だと考えますか?」

有吉・・・「難しいよねぇ。だって分かってれば、どこの会社も手をつけるから。
                う〜ん・・・・。ただ、何でも『萌え』なら売れる事は、ないと思うよ。
                『エロゲー』も、微妙だろうねぇ。最近のものって、ワンパターンばっ
                かじゃない。先が読める展開やグラフィックス重視のゲームは、
                無視されていくと思う。
                持ち運びに便利な『携帯』ゲームに、比重がおかれていくのかな。」

yuu・・・「ゲーム業界は、ちゃんとしたビジョンを見据える感覚・スタイルを
                 持っている人間がいないんですよ。コンシューマはね。たしかに
                 競争の激しい中ではそういうセンスを出しちゃいけないというの
                 が、あるのかもしれない。でも、俺達のような、かつてのイイ作品
                 などを知っていて、また、作りたいと思える人間がいる限り、
                 「まったく、なにをやってるんだよ」とあきれますよね。現代だって
                 俺達のような人間が、真面目に時間と労力さえあればちゃんとし
                 た作品が作れると思いますよ。みんなは踊らされているだけだと
                 感じるんですよね〜。。」

有吉・・・「yuuさんが、久しぶりにゲームのコメントをしている(笑)じゃぁ、
                詳しくは、次回でやりましょう。」

yuu・・・「はい。(笑)是非やりましょっ♪ アニメ業界も、アニメ作品の形体
                のマンネリ化が、普通のようになっています。シェア自体は、確保
                できているようですが、私に言わせれば、『いいかげん変われば
                ?』と言いたくなりますけども」

有吉・・・「マンネリ化・・・・。確かに『変化』を求めるべきかもしれない。ただ、
                昔のように、『作品の中の自由』が制限されている。同時に、
                無意味な視聴率で作品を評価しているんだから、変わるのは難し
                いよね。人気のあるマンガをアニメ化した方が、文句を言われない
                し。つまらなくなっていくだけだよ。アニメ業界は。」

yuu・・・「うん。そうだねー。視聴率での判定はおかしい。うーむ・・・先が
                思いやられますね〜・・・」


はたまた、場所を変えてマクドナルド。 ▼

yuu・・・「ここしかなくなったんだよね〜マック。」
有吉・・・「混んでるよっ(^^;)狭いね〜」
yuu・・・「以前のところ、なくなっちゃったからね〜;;これも・・・」
有吉・・・「再開発でなくなっちゃったの?」
yuu・・・「そうなんじゃない?あっ、ほら、あそこあたり空いてるし、大丈夫
                 だよo(^-^)o」

        (席に落ち着いて・・・)
有吉・・・「それじゃ、ゲームについて、ちょっと」
yuu・・・「うん。どぅぞ。」
有吉・・・「最近ゲームの携帯化(持ち運び)の流れについて、どう思う?」
yuu・・・「そうですね〜。近年PS2やXBOXなどの高水準高スペック高価格
                 というゲーム機が出て、定着させているようだけども、その3高
                 を持て余しているのが、ユーザー。よく考えてみてくださいよ、
                 かつてのファミコンなどに比べ、3D,ネットワークという高性能PC
                 のような高水準なものを10〜20代を軸とした世代が使うわけです
                 しかも、ゲーム機なんですよ。つまり、そういうものより、やはり、
                 フィットする『快適』なゲームがいいわけですよ。
                 そうすると、携帯ゲーム機なわけです。
                 でも、やっぱり、少年少女たちに、中毒状態にさせる便利な携帯
                 ゲーム機は、考えものだと最近思いますねー。うーむ難しいな〜

有吉・・・「なるほど〜・・・。では、ワンパターン化しているストーリーに一言」
yuu・・・「どうなんでしょうねー。なんか、こうも長々とワンパターン化してい
                 るストーリーがあたりまえになると、こっちが間違ってるのかと
                 不安に思いますよ(^^;)みんながみんな大半が、マヤク中毒なん
                 でしょうね〜。これは、怖いことだと思いますよっ」

有吉・・・「かつて、“ドラクエ”や“FF”が発売した時のようなインパクトのある
                ゲームは、今後でると思う?」

yuu・・・「でるとは思う、インパクトのあるものは。でもそれは、マヤク的な
                一時期の盛り上がりでしょうがね。言ってみれば、エヴァの映画
                時の異様な盛り上がりでしょうね〜(笑)
                でね、思うのは、ゲームは、これから同人ものが盛り上がっていく
                と思う。コンシューマはすたれて、『アキバ系』の人達のものすごい
                エネルギーが、新しい部類『アキバゲーム』ということで確立され
                ると思うんですよ。これから開拓の予感を感じますね〜(笑)

有吉・・・「じゃぁ、PS3について一言」
yuu・・・「うーむ。。。今時点では、なーんも考えてません。まだ早いって。」
有吉・・・「それじゃぁ、最後。しめてくださいな(笑)」
yuu・・・「よっしゃ〜!(笑)じゃぁ、サンライズに言いたいことはありますか?(笑)」
有吉・・・「富野さんをいじめるな!全体的に、せこい!!いつまでも、富野
                さんに、だっこしていると、つぶされるよ。こまった時の『ガンダム』
                なんて、誰も見たくないと思うよ。」

yuu・・・「ガンダムにかわる作品が、そろそろ出てきてもいいと思うんですが」
                 有吉先生つくらないと(笑)」

有吉・・・「富野さんとしては、作りたいんだろうけど、せこい(笑)サンライズ
                は、それを許さないんじゃないの。上層部の人達は、『ガンダム』の
                ブランドがあれば100年200年は大丈夫と思ってるよ、きっと。
                ただ『ガンダム』に変わる作品って言われても、いろいろ作ってる
                じゃんって言われそうだけど。『キングゲイナー』とかあるし。
                努力はしてるんじゃないの。後は、どれだけ認知されるかで。
                インパクトですよ、インパクト。」

yuu・・・「いや〜熱いトークとなりましたね〜。おつかれさまでしたー」
有吉・・・「お疲れ様でしたっ」
   
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次回は、ZV『星の鼓動は愛』公開記念特集を必ずおおくりいたしたいと思います。
みなさんお楽しみに♪